初めての事故は誰でも慌ててしまうもの

新卒である商社の営業マンとして働き始めたころのことです。大きい会社でもありませんでしたので自家用車での営業活動が日課になりました。

ゴールデンウィーク前には日々忙し過ごすようになり、1日中車での営業も珍しくありませんでした。

その日はあるお客様先で長居をしてしまい、次のお客様先に間に合わない時間となってしって焦っておりました。

お客様先には駐車場がないビルの中でしたので、車は近場のコインパーキングに停めており、そのことも焦りに拍車をかけていました。

駆け足で車にもどり、エンジンを掛け、アクセルを踏み込んでバックしようとした瞬間に「ガツンッ!!」という大きな音と衝撃が走りました。

後ろに駐車していたジャガー(Sタイプ)に勢いよく左後部をぶつけてしまいました。

生まれて始めての事故でしたので、何分位でしょうか。頭が真っ白になりました。

「えーと、えーと」などと何とか自分を落ち着かせ、まず、会社へ電話を入れました。

営業所長は「警察に、保険屋と、客先へキャンセルの電話入れて帰って来い。」との指示でした。

まずは警察へ連絡を入れ、その場で待つことし、客先へ連絡入れたあとは、ぶつけてしまった相手のジャガーの持ち主に連絡を取らなければならないのですが、コインパーキングですから連絡の取りようがないわけです。

警察が到着したのが昼前でしたが、相手が見つからないと話にならないとのことで、最悪夕方までこれで待つのか?とも思いましたが、コインパーキングの管理会社へ連絡したところ月極契約をしている車のようで、勤務先が判明しました。

警察の方を伴ってそちらへ出向き事情を説明して立ち会いをお願いしましたが、相手の方は女性のパート社員の方で、立ち会いも終え修理については保険会社にお願いする旨等説明し、営業書へ戻りました。

それからが大変でした。相手方の亭主を名乗る人から、営業所へ何度も脅しまがいの連絡が来ていると事務員より連絡があり、私の携帯へも何度も連絡がきました。

なんでもジャガーは部品が国内には無いそうで、

「てめぇこのやろー。ふざけんなよ!!」から始まり、ゴールデンウィーク入っちまったら修理が遅れるだろ!!どうにかしろよ!」

「保険屋にお願いしているのでそちらにお願いできますでしょうか。ご迷惑をお掛けします。」なんて何度言ったらわかってもらえるのだろうか。と考えるほどかかってきました。

私も始めてで、応対がしどろもどろになっていた部分もあるかもしれませんが、まるで893のようでした。30分置に会社と私の個人携帯に。

最終的には携帯の電源を落とすしかないところまで追い込まれました。(営業マンなのに)

基本的には自動車事故については個人でどうにかできるものではありませんので、任意保険の代理人にお願いするべきで、それ以外のことは当事者同士で話すべきではないと今でこそ思いますが、できることなら当時の私自身に教えてあげたいなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です